選択制確定拠出年金導入これってどうなの? シリーズ㉝
もしもの時・・・
選択制確定拠出年金の受け取りはどうなるのでしょうか?
選択制確定拠出年金の受け取り方は、
一般的に、ご自身が60歳を無事迎えると
【老齢年金】として受け取れます。(原則60歳受け取りの場合)
もしもの時の受け取り方は、
【障害給付金】と【死亡一時金】の2パターンあります。
〇障害給付金
傷病などにより高度障害の要件に該当することとなった場合に
障害給付金の受給権者となり、障害給付金の支給を請求することが可能です。
〇死亡一時金
加入者または加入者であった方が亡くなられた場合に、
ご遺族の方へ死亡一時金が支給されます。
*以下参照:障害給付金・死亡一時金の受取方法
障害給付金 |
死亡一時金 |
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受取方法 | 一時金 | 一部一時金と年金 | 一時金 |
受取要件 | ・障害1等級および2等級
・身体障害手帳 ・療養手帳(重度者に限る) ・精神保健手帳(1等級および2等級) |
(受給者が死亡した時) 受給者の順位 1. 配偶者(内縁関係含む) 2. 子(2人以上の場合は等分して支給。ただし実給一括) 3. 父母、孫、祖父母、兄弟姉妹 |
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受給期間 | ・「障害認定日」から70歳の誕生日2日前まで
・障害認定日とは「初診日」から起算して1年6ヶ月を経過した日(その期間内に傷病が治った場合はその日) |
(死亡した時) ・死亡した時から5年以内 (5年以内に請求しなければ受給権なしとみなす) |
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受給請求手続時
必要なもの |
・障害認定日以内
・交付されている手帳 |
・死亡確認のための証明書
・死亡診断書は原本であること ・個人別管理資産があること |