選択制確定拠出年金のこれってどうなの? シリーズ⑨
公的年金と確定拠出年金との
違いは何ですか??
公的年金は、
日本在住の20歳以上60歳未満全員が加入義務のある、
国民年金(基礎年金)、国民年金の上乗せとして厚生年金(民間の会社員)、共済年金(公務員)で構成されています。
加入者(現役世代)が納めた保険料が原資となり、年金受給世代に給付される割賦方式です。
現代では少子高齢化によりこの年金運営が困難となってきていて、
高所得者の受給額の減額や受給開始年齢の引き上げなどが実施されています。
確定拠出年金は、
加入者が決めた拠出金額を各加入者の口座で管理運用し、老後にその資金を受け取るという積立方式です。
こちらは国の財政に影響を受けることはありませんが、
運用次第で大きく殖えることも、逆に減る可能性もあります。
公的年金の受給開始年齢は65歳ですが、確定拠出年金は60歳から受給でき、
一括払いや分割払いなど受給方法も選択が可能です。